1株の価額
資本金との関係では以下のとおりとなります。
1株の価額をいくらにするかにより、設立時の発行株式数が決まります。
「資本金」=「1株の価額」×「設立時発行株式数」
- 例えば、資本金1000万円で1株の価額5万円なら
- 資本金 1,000万円 = 1株 5万円 × 発行済株式数 200株 となります。
1株の金額は、平成13年10月1日の商法改正に伴って廃止されるまで額面株式というものがあり、その額面は5万円以上と決まっていました。
ですので、最近設立される会社でも1株を5万円と指定される方も多くいらっしゃいます。
しかし、現在の会社法では、この1株の金額の設定は自由であり、株券を原則発行しないため、額面も記載されることがありません。最も多いのは1株=5万円、または1万円です。どちらでも特に違いはありません。